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企業展望

Corporate outlook

オーセンテックの企業展望

バリ取り機AuDeBuシリーズの直近の開発スケジュールをはじめ、IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)に代表される弊社の近未来の事業展開、営業展開についてご説明いたします。

※ プレス技術 2017年4月 臨時増刊号「1冊まるごとレーザ板金加工技術2017」の弊社 取締役 髙田全のインタビューより。(承認済み)

シンプルさに徹した高性能バリ取り機 ロボット化図り将来はAIで完全自動化へ

オーセンテックのバリ取り機「AuDeBu オーデブ・シリーズ」は精密板金で培ったノウハウを生かし独自の6本ブラシによって高い生産性を誇る。それをさらに高めるべく昨年、ロボット化を実現。今春には相模原に研究所・工場の建設を着工し海外での生産から内製化にシフトする。「研究開発まで含めて国内でやっていく。将来はAI対応による完全自動化も目指す」と高田 全 取締役は語る。

―オーセンテックのバリ取り機事業の強みはどんな点ですか。

「当社は2002年7月、国産のパンチプレス350社600台のメンテナンスを引き継いで創業した。その後、顧客の要望に応じて海外の約2,000万円のバリ取り機を国内トップクラスの製造業に170台販売した。だが資金が豊富で考え方も前向きなこうした製造業にとっても2,000万円は高い。そこで同等以上の機能を持った低価格のバリ取り機を提供したいと13年前から『AuDeBu(オーデブ)』ブランドでの生産を始めた。そうした経緯から、精密板金加工機械のメンテナンスで培ったメカトロノウハウを継承しているのが強みだ」

―AuDeBu オーデブ・シリーズのラインアップはどうなっていますか。

「AuDeBu1000(オーデブ1000)、同600、CarryAuDeBu(キャリー・オーデブ)、AuDeBuRacoon(オーデブ・ラクーン)、AuDeBu1002Robot(オーデブ1002ロボット)、AuDeBuBlackLine1100(オーデブ・ブラックライン1100)、同650など約10機種ある。AuDeBu1000(オーデブ1000)は表面処理鋼板専用研磨ブラシを使用することで表面処理鋼板の亜鉛皮膜層に影響を与えることなくR面取りが可能で素地のまま製品になるワークの安定性に寄与している。また、当社独自開発の「つや」ブラシを使用する事で、ステンレス材の表面に光沢感を出すことが出来る。それにより、食品関連業界にも多く導入されている。CarryAuDeBu(キャリー・オーデブ)は1枚だけバリ取りをしたい場合などに効果的。立体形状も可能で、使い古したブラシを利用できるのでリサイクル面でも有効だ。機械のデザインに採用している緑はオリーブの緑で『バリ取りの現場をクリーンな環境にし、現場で作業に従事する人を粉塵から解放したい』というオーセンテックの思いが込められている」

―AuDeBuの特徴、10機種の中でも注力しているのはどんな商品ですか。

「生産性の高さとメンテナンスフリー、それがAuDeBu(オーデブ)の特徴だ。独自の6本ブラシを採用することで研削力を高め、従来のバリ取り機では加工不可であったワーク形状に対応可能となった。メンテナンスフリーという点では機械に悪影響を与える構造上の問題点を一切排除した。例えばギアではなくクラッチによる駆動方式を採用しているのでオイルが不要。従って油が染み出てこず清掃も簡単。さらに摺動部・高級センサがない、エア―を使っていないのでバルブもない。それが壊れにくく長寿命の理由でもある。バリ取りの機械化は生産性の向上=人件費の削減、品質の安定化、省力化に効果がある。それをさらに効果的にするべく開発したのが『AuDeBu1002Robot(オーデブ1002ロボット)』だ。流れてきたワークの形状、角度や向きを認識をし、最終的にきちんと箱に仕分けしていく。いま、前工程のレーザーやパンチ加工は24時間自動で動くのでワークがたまり、朝バリ取り作業から始めないと仕事が始まらない。そこでこのロボットを前工程に合わせて24時間動かせれば、朝は後工程の曲げ加工から始めることができ、完全自動化が実現する。昨今問題になっている製造現場における人手不足問題の解消・労働時間の短縮にも有効である」

―IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)が 注目されています。どう対応を?

「いまは手作業=人が介在しているのでIoTができないが、完全自動化になればすべてがネットワークに繋がるので生産管理システムとの一元管理が可能になる。例えばCADと連携しロボットの形状認識で処理できるようになればIoTが実現する。将来、高機能のカメラがロボットに搭載されてくればCAD情報とのマッチングで穴の有無、穴の位置のズレ、曲げの不備、寸法の違いなどが分かるようになる。つまり加工機に検査機能が入る。そうしたAI対応によって可能性は無限に拡がる」

―今後の技術開発や商品開発、営業展開についてお聞かせください。

「2017年11月予定にて、相模原市に工場を造る。相模原市はロボット特区になっており市の事業に認定され補助金も出た。現在、企画・設計は社内で行ない、生産は主に海外で行なっているがそれを国内にシフトし、研究開発まで含めて国内でやっていく。メイドイン・ジャパンではなくメイドイン相模原を目指す。営業面ではこれから海外展開にも力を入れる。既にニュージーランド、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナムなどに販売しておりこれらの強化を図る。アジアは人件費の削減効果はないが日本と違って品質にバラつきがあるので品質を安定化するための導入効果は大きい。将来的には欧米も視野に入れたい」